Q1.インプラントとはどんなものですか?
医療におけるインプラントとは、身体に埋め込む医療機器や材料の総称です。
心臓のペースメーカー、人工関節、美容成形の目的で体内に埋め込むシリコン材料などもインプラントと呼んでいます。
歯科においても歯を失った後に人口歯根(歯の根っ子)として埋め込む材料もインプラントの1つであり、正確には歯科用インプラント(デンタルインプラント)と呼ばれています。
しかし一般的には、歯科用インプラントの意味で「インプラント」という言葉が用いられることが多いのが現状です。
近代インプラントの材料は、チタンでできています。
チタンという金属は身体にやさしく、異物として認識しない材料です。
身体が異物と認識しないので、埋め込まれたインプラントは、骨の細胞がチタン製のインプラントにまとわりつき、強固に結合されるのです。
その結果、硬いものでも健康な歯のように食べることができる治療方法です。