インプラント治療医院を探すときに参考となる“専門医”資格要件

迷う歯科医院選びインプラント治療を受けようと思っても、迷うのが歯科医院選び。

日頃からかかっている歯科医院で信頼がおければいうことはないでしょう。

でも、普通はインターネットで調べたり、知り合いに評判を聞いたり、という行動をとる人が多いようです。
そこで、医院選びの参考となる指標として、資格があります。

国内では、日本口腔インプラント学会がそれに該当します。

資格として、専門医とその上の指導医があります
かなり専門性が高い資格のようですので、医院選びでは目安になると思います。

それだけに、有資格者の歯科医師はホームページなどで告知しているのが普通でしょう。
1つの選択材料となるのではないでしょうか?

下記に、資格認定を受けるための条件を示しておきます。

(1)日本国歯科医師の免許を有すること

(2)5年以上継続して正会員であること

(3)研修施設に通算して 5 年以上在籍していること

(4)日本歯科医師会会員であること

(5)専門医教育講座を 3 回以上受講していること

(6)本会学術大会及び支部学術大会に 8 回以上参加していること

(7)本会専門医制度施行細則(以下、「施行細則」という。)に定める 所定の研修を終了していること

(8)口腔インプラント指導医 2 名(内1名は施設長)の推薦が得られること

(9)施行細則に定めるインプラント治療の経験があること
1.症例数は、20症例以上とし、全て上部構造装着から3年以上を経過していること
なおケースプレゼンテーション症例を含んでもよい

2.症例には、 多数歯欠損( 1 顎 7 歯以上欠損)症例で全顎にわたるを 3 症例以上含んでいること
但し1症例はボーンアンカードブリッジ(粘膜負担のない上部構造)でなければならない
この場合、欠損歯数とインプラント埋入数とは、一致する必要はない

3.1顎1症例とし、上下顎にインプラントを埋入した症例では、2症例とみなす。

(10)ケースプレゼンテーション試験に 合格していること。

(11)本会学術大会又は支部学術大会において2回以上発表を行っていること。

(12)口腔インプラントに関する論文を本会 学会誌 又は委員会が認める外国雑誌 に1編以上発表していること。
前項にかかわらず、委員会が申請資格を有すると認めた者。

公益社団法人日本口腔インプラント学会専門医制度規程より引用

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