インプラントと他の治療法、長持ちの比較
一般的に歯を失った時の治療法は、ブリッジ、部分入れ歯、インプラントの3つとなります。
それでは、その3つの治療法が一般的にどれくらい長持ちするのか?
それでは、その3つの治療法が一般的にどれくらい長持ちするのか?
統計データをもとにご紹介します。
- ブリッジ
- 部分入れ歯
- インプラント
1~2歯の歯を失った使用例で平均使用年数は8年です。(岡山大学予防歯科のデータ)
言い換えれば、8年後に使えているブリッジは50%しかありません。
しかも、ブリッジでは支えとなる歯を削るので歯が無い両隣の歯が、虫歯や歯周病で失う可能性が大きくなるという不安があります。
平均使用年数は3年で70%、5年で40%しかありません(雨森洋他、補綴誌23、1968)。
4年後の残存率は50%しかありません。言い換えれば、入れ歯の平均寿命は4年ということになります。
しかも、金具が掛けられている歯を失うリスクや、顎の骨の吸収(歯を支える役目を終えた骨は溶けて無くなっていく)を伴っている可能性が大です。
金具を掛けた歯の虫歯発生率が4年で93%というデータもあります。
10年経過後でもインプラントが使えている確率は90%を超えるのが普通です。
現在最も使われているタイプのインプラントでは最長で40年をこえています。
国内でも20年以上経った患者さんも続々と増えているのが現状です。
また、インプラントが取れたり、炎症が起きて取らなくてはならない状態になったとしても、その他の残っている歯にほとんど影響を与えないのでその箇所のみの治療で済みます。